自己破産

自己破産の流れ

自己破産を検討するにあたり、いろんな疑問が出てきますよね。
そこで、まずはどんな流れで自己破産になるのか？
ということを知っておきましょう。

自己破産手続きに必要な書類を提出

（あなたが住んでいる場所を管轄する地方裁判所へ）

破産の審尋（審問）

※裁判官から、「免責不許可事由」に該当しないか
確認するための質問を受けます。

※免責不許可事由とは？

どのような事情で借金を作ったのか？
ということを調査する目的です。

浪費やギャンブル、株やFX、先物投資などによる
借金の場合は、免責不許可事由に該当する場合が多いです。
（＝自己破産できない）

破産手続き開始決定

再度免責の審尋（審問）

※新破産法により行われないことも多いです。

審尋により、免責の許可、不許可を決定

免責の許可が決定されれば？
（債務＝借金の支払いが免除されますが、
官報に氏名や住所などが記載されます。）

※官報に記載されることのデメリットはほとんどありませんが、
一部ヤミ金業者がチェックしている可能性もありますから、
ヤミ金関連のダイレクトメールが増えるおそれはあります。
ヤミ金の誘惑には十分に気をつけましょう。

自己破産は借金を免除するという制度ですから、
やはり申請してすぐに決定というわけでなく、
数カ月（長いと半年から１年）の時間がかかるものになります。

決して自分一人で進めようとせず、プロの助けを借りて
進めるのがベストですね。